期間消費電力量とは? エアコンの電気代の計算方法を紹介!





エアコンは電気代がかかるから節約 と昔からよく言われます。


実際、エアコン代は月に何円かかっているんでしょうか。






本記事では、そんなエアコンの電気代の算出方法を解説していきます。



電気料金の請求が高くて悩んでいる方は、参考にしてみてください!





電化製品にかかる電気代の算出方法

エアコンに限らず、電気料金の算出方法は、以下のようになります。

気になる方は参考にしてみてください。



消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電気料金単価(円/kWh)

  • 消費電力(kW)
    電化製品に記載されている消費電力です。
    たとえば消費電力が500Wのヒーターであれば、0.5kWとなります。
    (1000W=1kW)
     
  • 使用時間(h)
    その電化製品を何時間使ったか。
    必ず○時間単位で計算します。
     
  • 電気料金単価(円/kWh)
    時期や地域によっても変わりますが、執筆時では36円です。
    (東京電力2025年2月の料金)



一例です

500Wのヒーターを8時間使った場合は、

0.5(kW) × 8(h) × 36(円) = 144

144円かかります。

 


 

エアコンの場合は性能表を確認する

エアコンの電気料金を調べたい場合は、カタログや取扱説明書の性能欄を確認してください。



画像引用元:Panasonicホームページ


④のような「期間消費電力量」の記載があると思います。



エアコンは、③の欄を見て分かるとおり、消費電力の高低差がとても激しいです。

そのためエアコンの消費電力を扱うときは、ある一定期間で測定した「期間消費電力量」というものがよく使われます。





ちなみにこの機種の場合は1年間で電力を586kWh消費します。






期間消費電力量とは?


エアコンの消費電力でよく使われる「期間消費電力量」とはどのようなものなのでしょうか。



期間消費電力量とは、JIS規格で定められた条件で1年間使用したときの合計消費電力です。




具体的には以下のような条件になります。

  • 5/23~10/4(135日間)は27℃設定の冷房
  • 11/8~4/16(160日間)は20℃設定の暖房
  • 一日18時間使用(6:00~24:00)
  • 外気温は東京に準ずる
  • JIS規格による平均的な南向き木造住宅
  • 機種ごとの適用床面積に見合った部屋の広さ






前述の例でみると



期間消費電力量は586kWh。


つまり、夏と冬の295日間で21,096円かかる機種ということですね。
(1kWh当たり36円の場合)





1ヶ月のエアコンの電気代の概算

カタログ性能からエアコンの年間の消費電力の目安が算出できました。




次に、一ヶ月あたりで計算してみましょう。





295日で586kWh(21,096円)の消費電力でした。






そのため1ヶ月を30日で計算すると、以下のような計算になります。

21,096 × ( 30 / 295 ) = 2,145円




期間消費電力量が586kWhのエアコンは、1ヶ月で2,145円の電気代がかかるということですね!





1ヶ月のエアコンの電気代(実際は)

カタログ性能では、6畳用エアコンの1ヶ月の電気代は2,145円だと計算できました。


しかし、これはカタログ上の数値をもとに計算しています。


前述した「期間消費電力量」の条件は現実的でない部分もあります。

  • 5/23~10/4(135日間)は27℃設定の冷房
  • 11/8~4/16(160日間)は20℃設定の暖房
  • 一日18時間使用(6:00~24:00)
  • 外気温は東京に準ずる
  • JIS規格による平均的な南向き木造住宅
  • 機種ごとの適用床面積に見合った部屋の広さ

たとえば、暖房は20℃設定という条件ですが、実際には25℃前後の設定で運転させる人が多いようです。
また、昼間は家を空けることがあるため、毎日18時間稼働させるケースはあまりないですね。



これらの条件を少し現実に寄せて計算してみました。



冷房の設定温度は26℃
暖房の設定温度は25℃
一日の使用時間は12時間


と、仮定します。

また、エアコンの設定温度を1℃変えると約10%消費電力が変わると言われています。



これらの条件で計算し直してみると・・・






この性能のエアコンの場合、
1年間の電気代は24,915円
1ヶ月の電気代は2,491円
になります!





リビング用エアコンの電気代は?


今回の計算例では6畳用のエアコンを使用しました。


しかし、実際にはリビングやダイニングの中型エアコンの電気代が気になる方が多いのではないでしょうか。






先ほどと同じ条件のまま計算してみました。

・冷房の設定温度は26℃
・暖房の設定温度は25℃
・一日の使用時間は12時間





エアコンのパワーが上がると、以下のように電気代は上がっていきます。

エアコン適用畳数期間消費電力量1ヶ月の電気代
8畳用676kWh2,873円
10畳用746kWh3,170円
12畳用1,032kWh4,386円
14畳用1,182kWh5,023円
18畳用1,655kWh7,034円
20畳用1,922kWh8,169円
23畳用2,276kWh9,673円
26畳用2,751kWh11,692円
29畳用3,338kWh14,187円
※Panasonic Xシリーズで試算。1kWhあたり36円で計算。



ちなみに、Panasonicの最も省エネ性が高い機種で計算しています。

実際にはもう少し高くなると思われます。


まとめ


いかがでしたでしょうか?




1ヶ月の電気代のうち、エアコンが占める金額は


10畳以下であれば、2,000~3,000円ほど
LDKであれば、7,000~8,000円ほど

ということが分かりました。




毎日12時間稼働するという条件の割には安い という印象ですね。



エアコンは、節約しようとして頻繁にON/OFFを繰り返すと、かえって電気代が上がってしまうので気を付けましょう。






ちなみに
今回の計算は省エネ性の高い最新のハイグレードモデルを基準にしています。
数年前のエアコンだと、同じ条件でも電気代がもう少し上がるかと思われます。








最後までお読みいただき、ありがとうございました。






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