
冬場に活躍する暖房器具の中でも、エアコンに並ぶパワフルさを持つのが石油ファンヒーターです。
灯油の扱いが手間ですが、パワフルさとコンパクトさを兼ね備えた人気の暖房器具です。
そんな石油ファンヒーターですが、馴染みのない人はどのような機種を選ぶべきか、悩んでしまいますよね。
本記事では、筆者が実際に石油ファンヒーターを使用して分かった製品選びのポイントを細かく解説していきます。
メーカーから選ぶ
現在、石油ファンヒーターを販売しているメーカーはそこまで多くありません。
ダイニチ、コロナ、トヨトミの3社がほぼ全てのシェアを占めています。
各メーカーの大きな違いは、灯油の燃焼方式にあります。
ダイニチは「ブンゼン気化式」
コロナは「ポンプ噴霧式」
トヨトミは「ポット式」
を採用しています。
それぞれの燃焼方式の違いにより
メーカーごとに以下のような特徴があります。
| ブンゼン気化式 | ポンプ噴霧式 | ポット式 | |
|---|---|---|---|
| イメージ図 | ![]() | ![]() | ![]() |
| 主に採用している メーカー | ダイニチ | コロナ | トヨトミ |
| 点火スピード | 早い | 普通 | 遅い |
| 灯油臭 | 少ない | 普通 | 普通 |
| 消費電力 | 高い | 低い | 低い |
| 静音性 | 普通 | 高い | 普通 |
| 耐久性 | 不良灯油に弱い | 普通 | 不良灯油に強い |
このように
点火スピードや消臭効果を求めるならダイニチ製
省エネ性や静音性を求めるならコロナ製
シンプルさや耐久性を求めるならトヨトミ製
となります。
これはあくまでも灯油の燃焼方式による特性です。
各メーカー、弱点を補うように開発を重ねているため、実際には性能差がほぼなくなってきている項目もあります。
実際の性能差はメーカーが公表している数値をもとに判断しましょう。
適用畳数から選ぶ

まずは、どのくらい広い部屋で稼働させるかを決めましょう。
石油ファンヒーターの場合、部屋の広さと同程度の面積に対応したモデルを選びましょう。
適用床面積が小さすぎても大きすぎても、燃費が悪くなってしまうことがあります。
各メーカー、部屋の広さに応じた製品のラインナップは以下のようになっています。
※木造の場合の目安です。集合住宅(鉄筋)の場合は各社HPの製品詳細をご覧ください。
製品の選択肢はダイニチが最も豊富です!
20畳以上の大型タイプはダイニチ一択になりますね。
価格帯・デザイン性から選ぶ

適用畳数で決めきれない場合、商品のグレードから絞り込むのもオススメです。
ダイニチとコロナは製品ラインナップが豊富で、スタンダードモデルからハイグレードモデルまで販売されています。
ハイグレードモデルになると、
・高級感のあるデザイン
・強力な消臭機能
・風向きを制御するルーバー
・センサーによるエコ運転
・灯油残量の表示
等の機能が搭載されるのが両社共通となっています。
石油ファンヒーターをメインの暖房器具にする方
家電にも統一感のあるデザインを求める方
などはグレードの高いモデルをおすすめします!
以下はイメージ図です
ダイニチ製品の一例
| 木造9畳モデル | 参考価格 | 木造15畳モデル | 参考価格 | |
|---|---|---|---|---|
| ― | ― | ↑ ハイグレード モデル | ![]() SGXシリーズ | 55,564円 |
![]() KEシリーズ | 23,570円 | ![]() GRシリーズ | 41,400円 | |
![]() NEシリーズ | 18,584円 | ― | ― | |
![]() NCシリーズ | 14,800円 | スタンダード モデル ↓ | ![]() LSシリーズ | 34,980円 |
参考価格は2025年3月時点のもの
コロナ製品の一例
| 木造9畳モデル | 参考価格 | 木造15畳モデル | 参考価格 | |
|---|---|---|---|---|
| ― | ― | ↑ ハイグレード モデル | ![]() WZシリーズ | 52,013円 |
| ― | ― | ![]() VXシリーズ | 38,400円 | |
![]() SRモデル | 19,780円 | ![]() Gシリーズ | 29,601円 | |
![]() G32モデル | 16,800円 | スタンダード モデル ↓ | ― | ― |
参考価格は2025年3月時点のもの
下位モデルの見た目は昔ながらの灯油ヒーターという印象です。
上位モデルは両社とも高級感のあるデザインですね。
自身が求めるのはどの辺りの価格帯か、予算と相談しつつ決めましょう。
その他の便利機能から選ぶ

ここまで、点火スピード、消臭性能、消費電力、デザイン性などを解説しました。
そのほかに、以下のような便利機能もあります。
・チャイルドロック
・エコ運転モード
・火力選択モード
・風向スイング
・灯油残量表示
・液晶バックライト
・リモコン付き
・タンク容量(大きいか小さいか)
この機能は外せない!というものがあれば購入前にチェックしておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自身が石油ファンヒーターに求める機能がはっきり分かれば、自然と機種は絞られてくるかと思います。
本記事で解説したポイントを踏まえて、生活スタイルに合った最適な石油ファンヒーターを選びましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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