
花粉症やコロナウイルスなどが話題になり、空気清浄機の需要が高まりつつあります。
それにともない空気清浄機の機能は、年々複雑化が進んでいます。
昨今では加湿機能付きが主流ですが、加湿機能なしの空気清浄機も変わらず需要はあります。
本記事では、加湿機能の必要派と必要ない派の意見をまとめ、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。
加湿器一体型のメリット

加湿器と一体型のものは「加湿空気清浄機」と呼ばれることが多いです。
加湿空気清浄機を使うメリットから紹介していきます!
省スペース
これは当然かもしれませんが
加湿器と空気清浄機を設置するよりも、加湿空気清浄機1台のほうが省スペースです。
また、加湿器は冬場に活躍し、空気清浄機は春や秋に活躍することが多いです。
活躍する時期が違うため、一体型であればシーズンごとに出したり片づけたりする必要がありません。
電気代が安い
加湿器と空気清浄機を別々に使うよりも、加湿空気清浄機1台のほうが電気代が安く済むことが多いです。
空気清浄モードと加湿空気清浄モードの電気代を比べると、各メーカー1.2倍~1.3倍ほどしか増えません。
これは「風を吸い込んで送り出す」という仕組みが共通しているからですね。
製品ラインナップが豊富
各メーカー、昨今は「空気清浄機」よりも「加湿空気清浄機」のほうがラインナップが豊富です。
そのため「加湿機能付き」のほうが機種選びの選択肢が多いです。
たとえば2025年モデルの場合
加湿機能付きと加湿機能なしの空気清浄機は、
SHARPが5:4
ダイキンが5:1
Panasonicが3:1
となっています。
加湿器一体型のデメリット

次に、加湿空気清浄機を使う場合のデメリットを解説していきます!
お手入れが複雑で不衛生になりやすい
加湿機能なしの空気清浄機の場合、お手入れはほぼ必要ありません。
加湿機能ありの空気清浄機の場合、加湿器と同様に加湿フィルター、水タンク、トレーなどの定期的なお手入れが必要です。
通常の加湿器よりも構造が複雑なため、少し手間がかかります。
また、加湿空気清浄機の内部はカビや雑菌などが増殖しやすい環境であるというデメリットもあります。
機械内部は水分を多く蓄えているため、多湿になりやすいです。
カビや雑菌は多湿な状態を好むので、放っておくと増殖してしまいます。
本体のお手入れを怠ると、集めた有害物質を増殖させてしまう危険性もあるので注意が必要です。
月に1回程度、部品の浸け洗いが推奨されています。
まれに故障や不具合がある
これは筆者の所感になりますが、加湿機能付きは故障や不具合のレビューをたまに見かけます。(多いわけではないですが)
一方で加湿機能なしの空気清浄機は構造がシンプルであるため、故障や不具合はほぼ起こりません。
決して故障が多いというわけではないですが、機械なので構造が複雑になるほど不具合が起きる可能性は上がります。
加湿性能はミドルクラス
付帯している加湿機能に限界があります。
加湿器には気化式、スチーム式、超音波式など、加湿方式が何種類かあります。
加湿空気清浄機は構造上、気化式でしか設計できない場合が多いです。
そのため、部屋が広く乾燥が酷い場合は加湿能力が不足するケースもあります。
空気清浄の適用畳数だけでなく、加湿機能の適用畳数も確認するようにしましょう!
加湿器の適用畳数も1.5倍程度は余裕を持ったモデルがオススメです。
加湿器+空気清浄機のメリット

加湿空気清浄機のメリット・デメリットを解説しました。
ここからは、加湿器と空気清浄機を別々に使う場合のメリットを紹介していきます!
お手入れがしやすい
加湿機能なしの空気清浄機の場合、掃除やお手入れはほぼ必要ありません!
加湿器については、どちらにしても定期的なお手入れが必要です。
ただし加湿器単体であれば、パーツの取り外しが容易であったり、本体の丸洗いが可能だったり、とお手入れしやすい機種が多いです。
故障しにくい
加湿機能なしの空気清浄機は構造がシンプルであり、故障にとても強いです!
また仮に故障してしまったとしても、加湿器と空気清浄機を別々に持っていれば、必要なほうだけ買い替えることが可能です。
一方で加湿空気清浄機は構造が複雑な分、故障する可能性は上がります。
壊れてしまったときは経済的にもダメージが大きいですね。
加湿器の選択肢が多い
加湿空気清浄機の場合、最適な加湿機能が付帯していないこともあります。
たとえば、加湿器の加湿方式には気化式、スチーム式、超音波式などがありますが、空気清浄機の加湿方式は構造的に”気化式”しか採用できないことが多いです。
また水タンクの容量や給水方法なども選択肢はほぼありません。
このように、加湿機能にこだわりたい方は、別々に購入したほうが自身に最適な加湿器を選ぶことができます。
加湿器+空気清浄機のデメリット

続いて、加湿器と空気清浄機を別々に使う場合のデメリットを紹介していきます!
2台分の場所をとる
これは当然かもしれませんが
加湿空気清浄機だと1台で済むところが、加湿器と空気清浄機2台分のスペースが必要になります。
また、加湿器と空気清浄機は活躍するシーズンが違います。
場合によってはシーズンごとに出したり片づけたりする手間が発生するかもしれません。
本体価格・電気代が高くなる
加湿器と空気清浄機を別々に買う場合、2台分の購入費用がかかります。
基本的には加湿空気清浄機1台を買うよりも高くなります。
また、2台同時に使うことがあれば電気代も高くなります。
加湿空気清浄機の場合、空気清浄モードに加湿機能を追加しても電気代は1.2~1.3倍程度に収まります。
まとめ
| 加湿空気清浄機 | 加湿器+空気清浄機 | |
|---|---|---|
| 本体サイズ | 省スペース | 2台あると邪魔 |
| 本体価格 | 1台あたりは高い | 2台分だと高い |
| 電気代 | 安い | 高い |
| 故障や不具合 | 起こる | 起こりにくい |
| メンテナンス | 手間がかかる | 手間だがシンプル |
| 衛生面 | 不衛生になりやすい | 衛生的 |
| 加湿性能 | 限られる | 選択肢が広い |
いかがでしたでしょうか?
加湿空気清浄機は年々モデルアップされていますが、加湿機能なしの選択肢もまだまだ捨てきれません。
ユーザーの意見も割れているところを見ると、どちらの使い方も一長一短という印象です。
メリット・デメリットをしっかりと理解して自身に最適な機種を選びましょう!
この記事を読んで、少しでも空気清浄機選びの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


