
昨今は、充電式の掃除機が主流になり、様々なメーカーがコードレス掃除機を販売しています。
日立、ダイソン、シャーク、Panasonic、等の人気メーカーが並ぶなか、掃除機のランキングにいつも入り込んでくるのが電動工具メーカーのマキタです。
もともとマキタのクリーナーは、プロの清掃業者によく使用されていました。
街中で見かけたことがある方もいますよね。
本記事では、なぜマキタのクリーナーが一般家庭で人気なったのかを解説します!
また、マキタのクリーナーは非常に種類が多いため、機種によって機能がどのように違うのかを分かりやすく比較していきます。
マキタのクリーナーの特徴
みなさんご存知の通り、そもそもマキタは電動工具メーカーとしてシェアNo.1を誇る会社です。
そのため、バッテリーや充電器に関して非常に高い技術を持っており、それを活かして開発されたのがマキタのクリーナーです。
ダイソンの参入により、一般家庭の掃除機はコードレスが主流となりました。
近年ではその競争が激化するなかで、マキタのクリーナーの性能が注目されるようになったわけです。
プロの業者向けの機能が、一般家庭向けでも評価されるようになったということですね!
そのためマキタのクリーナーの特徴は
・バッテリーの持ちが良い
・バッテリーの充電が早い
・バッテリーが劣化しにくい
・故障しづらい
・形状がスリムで超軽量
・マキタの電動工具とバッテリーが共有できる
などが挙げられます。
そんなマキタのクリーナーですが、プロの業者向けに開発されているため、機種のラインナップが複雑で他メーカーよりも機種選びが少し難しいです。
マキタの機種選びでお悩みの方は、後述の情報を参考にしてみてください。
機種によって付属バッテリーの電圧が違う
マキタの電動工具では、電圧の違いによって主に5種類のバッテリーが開発されています。
7.2V 10.8V 14.4V 18.0V 40.0V の5種類です。
電圧=パワーと考えてください。
クリーナーの場合、各バッテリーに対応した機種がそれぞれ販売されています。
それをまとめると以下のように分けられます。
多いですね。。。
同じ電圧でも型番が違うと機能が少し変わってくるので、それについては後述します。
基本的には、バッテリーの電圧が大きいほど吸引力は上がります。
ちなみに、電圧が異なるバッテリー×本体の組み合わせで電動工具を使うことはできません。
逆に言うと、クリーナーと同じ電圧のバッテリーを持っていれば、バッテリーを使いまわすことができます。
その場合クリーナーは本体のみの価格で購入することができます。
イメージ画像

画像引用元:マキタHP
機種によって構造が違う
同じパワーでも、以下の機能の違いによって型番が変わってきます。
①ゴミの集塵方法の違い

画像引用元:マキタHP
紙パック式とカプセル式とサイクロン式があります。
紙パック式は、ゴミに直接触れずに捨てることができます。
交換用パックのコストはかかりますが、粉塵が舞い散らないため衛生的です。
カプセル式は、本体の中に直接ゴミが溜まっていきます。
好きなタイミングで手軽に中身を捨てることができます。
紙パック式に比べて集塵容量が大きいですが、少し不衛生な印象もあります。
サイクロン式は、遠心分離により本体とは別のカプセルにゴミが溜まっていきます。
本体に溜まっていくゴミが極わずかになり、ゴミ詰まりによる吸引力低下が起こりません。
紙パック式やカプセル式も、別売りのアタッチメントで後からサイクロンユニットを追加することも可能です。
※別売りのサイクロンユニット
画像引用元:マキタHP
②スイッチの形状の違い

画像引用元:マキタHP
トリガー式とスイッチ式があります。
トリガー式は、パワー調整がない機種に搭載されています。
清掃業者のように毎日決まった場所を清掃していくのに便利です。
指を離すと止まってしまうのが不便と感じる方もいるようです。
スイッチ式は、吸込み強さの調整ができるものがほとんどです。
床、じゅうたん、棚の上など、清掃ヶ所が毎回違う人には便利です。
最新のマキタの機種はスイッチ式が多くなっている傾向にあります。
以上2点の機能の違いから、型番が枝分かれしています。
そのため、機種の選び方としては
バッテリーの出力パワーを選ぶ
↓
集塵方法やスイッチ形状を比較して選ぶ
という順番で絞り込むことができます。
デザインやサイズは、どれもほぼ同じと言えるので本記事では割愛していきます。
7.2V機種を比較
7.2Vのクリーナーは、シリーズ中で最軽量です。
重量なんと900g!大根と同じくらいの重さです。
一方でバッテリーも小型であるため、運転時間や吸込み能力は他と比べると弱いです。
| CL070D | CL072D | |
|---|---|---|
| 参考価格 (2025年2月時点) | 12,245円 | 13,623円 |
| 発売時期 | 2017年 | 2012年 |
| 集塵方法 | カプセル | 紙パック |
| スイッチ形状 | トリガスイッチ | ボタンスイッチ |
| 吸込仕事率 | 14W | 標準:5W 強 :14W |
| 運転時間 | 12分 | 標準:24分 強 :12分 |
| 本体重量 | 0.82kg | 0.99kg |
10.8V機種を比較
10.8Vのクリーナーは、軽量さと吸込み能力を両立したコスパの良いモデルです。
最軽量級でありがなら、機種によっては14.4Vを越えるパワーを出せるものもあります。
10.8Vはバッテリーの形状が3種類あるため、それぞれの特徴を解説しながら比較していきます。
10.8V 差し込み式バッテリー

画像引用元:マキタHP
10.8Vの差し込み式バッテリーは小型の電動工具に付属していることが多いです。
クリーナーと他の電動工具でバッテリーを使いまわすことができれば、オススメです。
小型で軽量なバッテリーのため、吸込み能力は7.2Vとほぼ同等です。
| CL100D | CL102D | |
|---|---|---|
| 参考価格 (2025年2月時点) | 14,389円 | 15,700円 |
| 発売時期 | 2010年 | 2012年 |
| 集塵方法 | カプセル | 紙パック |
| スイッチ形状 | トリガスイッチ | ボタンスイッチ |
| 吸込仕事率 | 14W | 標準:5W 強 :14W |
| 運転時間 | 12分 | 標準:21分 強 :13分 |
| 本体重量 | 0.88kg | 1.0kg |
10.8V 内蔵式バッテリー

画像引用元:マキタHP
10.8V機種のみ、バッテリー内蔵型タイプのクリーナーが存在します。
クリーナーに最適化されたバッテリーであるため、他の10.8V機種よりも吸込み能力が高いです。
基本的に内蔵式は、バッテリーが劣化してしまうと丸ごと使えなくなってしまいます。
バッテリーの寿命が先に来てしまうということがよくありますが、こちらにもマキタのバッテリー技術が使われているため安心です。
10.8V スライド式バッテリー

10.8Vスライド式バッテリーは、差し込み式よりも重量が増えますが、その分パワーと容量がUPします。
差し込み式よりもさらに開発商品が多く、クリーナー以外のマキタ製品を使いたい方にオススメです。
14.4V機種を比較
14.4Vのクリーナーは、容量を確保した中型のバッテリーが付属しています。
そのため運転時間が10.8Vシリーズの約2倍に伸びており、1回の充電で家全体の掃除を任せられます。
一方でバッテリーの重量が大きくなるため、小型バッテリー機種のような軽量感は薄れています。
(それでも1.3kgは他メーカーに比べると軽いですが)
18V機種を比較
18Vのクリーナーは、14.4Vの出力をさらに上げたバッテリーが付属しています。
そのため、一家に一台のメイン掃除機を任せられるパワーと運転時間を兼ね備えています。
一方で、重量は1.5kg前後になってくるため、重量感を感じてしまう人もいるかもしれません。
(それでも1.5kgは他メーカーに比べると軽いです)
また、マキタの電動工具の開発は18Vバッテリーのものが最も多く、クリーナーのバッテリーを使いまわせる可能性が高い機種となります。
画像引用元:マキタHP
18Vシリーズはそのパワフルさから、近年人気が高まってきています。
そのため、本体のモデルチェンジが過去2回実施されており、型番が多く存在します。
右側に行くほど最新モデルとなっています。
ご覧のように18Vシリーズのみ、本体のモデルチェンジが行われています。
2世代目、3世代目、と改良が進められて、パワー・静音性・寿命の全てが大幅に改善されています。
※電動工具メーカーは家電メーカーとは違い、1,2年でモデルチェンジを行いません。 そのため、上位機種が発売されても旧製品がすぐに生産終了・修理不可になったりすることはありません。
40Vmax機種を比較

画像引用元:マキタHP
40Vmaxのクリーナーは、職人向けの高出力バッテリーが付属する機種です。
4つの運転モードを使い分けることで、一台で家全体を任せられるパワーと運転時間を両立できます。
また、比較的新しいモデルのため、本体の内部構造とモーター性能がアップデートされています。
そのため他機種に比べてパワー、静音性、モーター寿命に優れています。
一方でバッテリーが職人向けであるため、一般家庭では共有できる電動工具が少ないというデメリットもあります。
バッテリー重量も大きいため1.7kgという重さが気になる方もいるかもしれませんね。
おすすめのマキタクリーナーは?
筆者のオススメは
CL284FD,CL285FD,CL286FDの3台です。
カプセル派の人にはCL284FD
紙パック派の人にはCL285FD
サイクロン派の人にはCL286FD
をオススメします!
この3台は2023年に発売された新モデルで、従来のモーターを改良した「ブラシレスモーター」を搭載しています。
本体にブラシレスモーターを採用することでモーターの寿命と吸込み能力が大幅に改善されています。
また内部構造が刷新されており、静音性も強化されています。
4つの運転モードを使い分けることで、運転時間も十分に確保できるため、一台で家じゅうの掃除を任せられる性能です!
以上の理由から
これからマキタのクリーナーを購入される方には、とにかくCL284~CL286をオススメします!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ぜひ参考にしてみてください。

