
キッチンやダイニングからテレビの音が聞こえづらい・・・
なんて思ったことはありませんか?
これはアナタの耳が遠くなってしまったわけではありません。
実は、いくつかの理由から「テレビの音が聞こえづらい」と感じる人は増えています。
本記事では、その解決策として「離れた場所からテレビの音を流す方法」を4つ紹介していきます!
キッチンまでテレビの音が届かないワケ

一般的に、テレビの最適な視聴距離は1m~3mの間だと言われています。
これは映像が綺麗に見れる距離のことですが、音声に関しても実は同じことが言えます。
一般的なテレビの音は、左のように放射状に広がります。

そのため、大画面で映像を遠くから見れたとしても、音が遠くまで届くとは限りません!
他にも、以下のような理由でテレビの音が聞こえにくい人が増えています。
- テレビの薄型化によって内蔵スピーカーが簡素に
- 空調家電の稼働による雑音
- 料理や皿洗いの作業音
- L+DKに分かれる間取りの増加
- テレビでYouTubeを見る人の増加
(作り手の機材によって音質が悪いことがある)
このように、「テレビの音が聞こえづらい」という悩みは一戸建てではよく発生します!
高齢者だけの悩みではないのです。
これを解決するのがスピーカーの設置というわけです。
スピーカーの接続方法を解説

テレビの音声信号をスピーカーに送るためには、テレビとスピーカーを何らかの方法で接続する必要がありますよね。
スピーカー選びの前提知識として、まずはスピーカーの接続方法を解説します。
接続方法は大きく分けると有線か無線かです。
有線接続には
・ 3.5mmステレオミニプラグ
・ HDMIケーブル
・ 光デジタル端子
無線接続には
・ Buletooth通信
・ 2.4GHz帯 無線通信
などがあり、少し複雑です。
それぞれの仕組みや特徴を簡単に紹介します!
3.5mmステレオミニプラグ

3.5mmジャックは、イヤホンやマイクの接続に昔からよく使われています。
アナログの音声信号を送受信する最も一般的な方法であり、最大の利点は対応機器の多さです。
テレビ ⇔ スピーカー だけでなく、スマホやパソコンの音声出力にも兼用できるでしょう。
無線での送受信に比べると遅延が少ないのが強みです。
ただし周辺機器からノイズを受けやすいという弱点もあります。
HDMIケーブル

HDMIは、映像と音声をデジタル信号で伝送できる端子です。
音声データをデジタル信号のまま伝送するため、アナログ信号であるイヤホンジャックに比べて音質が劣化しにくいという特長があります。
注意点として、テレビのHDMIは本来は入力専用の端子で、映像や音声を外部出力することはできません。

写真のように、「ARC」か「eARC」対応のテレビに限り、音声を出力することができます。
※ARC=Audio Return Channel
近年発売されたテレビであれば、ARCに対応しているものが多いです。
光デジタル端子

光デジタル端子は、音声をデジタル信号で伝送することができるケーブルです。
音声の伝送に特化しているため、音質の劣化が最小限に抑えられます。
ホームシアター機器やAVアンプなど、高品質な音声を扱うシーンでよく使われます。
光ファイバーでデータを伝送するためノイズが入りにくいですが、物理的衝撃に弱いので扱いが難しいです。
Bluetooth通信

音声の無線通信といえばこれですね。
テレビ側も、近年はBluetoothに対応し始めています。
Bluetoothはテレビだけでなく、スマホやパソコンにも手軽に接続できるのが強みです。
ただしBluetoothの規格や音声データの形式によっては遅延が発生するリスクもあります。
2.4GHz帯 無線通信
2.4GHz帯 無線通信とは、BluetoothにもWi-Fiにも該当しない無線通信の規格です。

写真のようにメインスピーカーとサブスピーカーの通信によく使われます。
後述の「手もとスピーカー」の親機⇔子機の通信にも使われることが多いです。
スピーカーの設置方法を解説

テレビスピーカーの増設方法は本当に様々です。
求める音質やそれぞれの環境によって適切な機器が変わってきます。
本記事では、代表的な4つの方法を紹介します!
ホームシアターの機材を設置する方法
「スピーカーを増やす」と聞いて最初に思い浮かぶのがホームシアターですね。

上のイメージ写真のように、テレビを視聴する場所を決めて音響を構築するのが一般的です。
ホームシアター機器は音質を重視するため、有線接続が前提となります。
そのため、キッチン付近にスピーカーを増設するのには不向きです。
どうしてもホームシアター機器をキッチン付近に置きたい方は、リアスピーカーが無線で繋げられる以下のような商品がオススメです。
SONY製品:SA-RS5 , SA-RS8
引用元:ソニーストア
JBL製品:JBL BAR 800 , JBL BAR 1000
引用元:JBL HP
このような商品であれば、キッチン付近に無理やりリアスピーカーを設置することもできますよ!
この方法のデメリットは、とにかく費用がかかることです。
手もとスピーカーを設置する方法

手もとスピーカーと言えば、耳が遠い人向けというイメージが強いと思います。
ですが近年はオーディオメーカーの参入や通信技術の向上により音質や音ズレが大幅に改善されています。
そのため、テレビの音声をキッチンで聞くのにかなり適した方法と言えます。
手もとスピーカーは、コンセント式・バッテリー式・電池式など様々なタイプがあります。
テレビとの接続方式も、有線・無線どちらも販売されています。
購入する際には使用シーンに適したものを選びましょう!
キッチンでの利用にオススメなのは、以下のようなモデルです。
東芝:AX-WST21
引用元:東芝HP
audio technica:AT-SP767XTV
引用元:audio technica HP
これらの商品は、送信機がテレビと有線で繋がるため音質の劣化が抑えられます。
また、受信機(音声を出す側)はワイヤレスで置き場所を選びません。
最近は光デジタルケーブル対応のものも多く、高音質な商品が増えてきている印象です。
ワイヤレススピーカー(Bluetooth)を設置する方法

「離れた場所で音を聴く」といえば、ワイヤレススピーカーですよね。
ここ数年でBluetooth対応のスピーカーは急増し、どこでも手に入るようになりました。
Bluetoothスピーカーの強みは、なんといっても接続の手軽さです。
テレビにBluetooth送受信の機能が付いてさえいればOKです。
ただし、現時点でBluetoothの送受信ができるテレビは多くはありません。
受信のみ対応というテレビもあるので注意が必要です。
(送信できないと音声を出力できません)
注意点として、Bluetoothでの音声通信は遅延が発生する可能性があります。
※Bluetoothのバージョンや音声のデータ形式によります。
そのため、まずは手持ちのスピーカーや安価なもので試してみることをオススメします。
ちなみに
Bluetooth機能がないテレビでも、「Bluetoothトランスミッター」を使えば音声の送受信が可能になります。
引用元:サンワダイレクトHP
端末のオーディオ端子に接続して、音声出力をBluetooth化できるものです。
トランスミッター使用する場合も音ズレが発生するリスクは高まります。
注意しましょう。
Fire TVを活用する方法

最後に紹介するのは、かなりイレギュラーな方法です。
もしFire TV StickとAmazon Echoを持っていれば、ワイヤレスでそこそこ高音質なホームシアターを構成することができるんです!

セットアップはFire TVの画面から行います。
この方法であれば、
テレビにBluetooth機能がなくても。
手もとスピーカーを買わなくても。
家の好きな場所からテレビの音を流すことができます!
ただし前提条件として、テレビのHDMIがARC/eARCに対応している必要があります。
また、Fire TV Stickやエコーの世代が古いと対応していない場合があります。
対応機種についてはコチラ
ちなみに最大5台までエコーを連携できます。
LDKが広い、キッチンが遠い
等の理由でテレビの音が聞こえない方は、お悩みを解決できるかもしれません。
対応の機器のお持ちの方には非常にオススメの方法です!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
テレビの音を離れた場所で聴く方法を4つ紹介しました!
あまりお金をかけずに試してみたい方は
「手もとスピーカー」
「ワイヤレススピーカー」
の方法をオススメします。
Amazon Echo等の機器がそろっている方は
「Fire TVを活用する方法」
をおススメします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。





